交流会(6月11日13時〜16時30分)

今回は2年ぶりに、医療講演が中心となりました。
中には難しい話もあり、私も途中で眠くなりましたが、何とか踏ん張りました。
今回は進行が上手くいかず、予定時間をオーバーし、お集まり頂いた皆様には
ご迷惑をお掛け致しました事をお詫び申し上げます。
次回はこの反省を生かし、スムーズな進行を心掛けたいと思います。
なお、交流会の主な内容は、以下の通りです。
  
   
1.講演病気についての基礎知識と最新の治療法

2.参加者からの質問                   

3.特定疾患申請書の注意事項と難病連について

4.微量元素摂取食品について            

5.閉会                               
13時〜15時30分

15時30分〜16時

16時〜16時15分

16時15分〜16時20分

16時30分

※各項目の詳細をご覧になりたい方は下記の項目をクリックしてください。





(クローン病
(クローン病
講演内容


クローン病

特徴

 ・患者数 現在約2万人  北海道や九州に多い
 ・小腸に病変が多く見られる。
 ・全消化管に潜んでいる可能性あり
 ・クローン病の患者は3割が胃にも病変
 ・潰瘍性大腸炎と違い栄養障害がある

 
治療法

 栄養療法
         1.経腸栄養療法(エレンタール、エンシュアー、ラコール等)
         2.中心静脈療法(点滴)

   ・栄養療法は体重1kgあたり30cal以上を摂取
   ・高エネルギー・高ビタミン・ミネラル・低脂肪・低刺激・低残渣を心がける
   ・エネルギーは60%以上炭水化物から摂取
    (パンは酵母に抗原性を示す患者が多いので、米飯が良い)
   ・脂肪は1日30g以上摂取で再燃率が高い
   ・油はn-3p系を摂取

   なぜエレンタールが効くか?→食餌高原(蛋白質)が排除され、アレルギー反応が起こらないと
                       考えられている(断定されていない)
          ※大腸型や腸管合併症がある場合は緩解が難しい時もある

 薬物療法
          1.プレドニン
          2.アミノサリチル酸塩剤
          3.免疫抑制剤(アザサイオプリン、6-MP、サイクロスポリン)
          4.レミケード
          5.メトロニダゾール、シプロフロキサシン
           ※レミケードは痔瘻にも効果あり

 新しい治療法
   1.白血球除去療法(ATM)
   2.活性炭(クレメジン)  
   3.高気圧酸素療法   
                   
                   
                   
※クローン病適用については申請中
※腎不全にも使用される薬
※瘻孔に対して効果(特に痔瘻に効果→22例中16例 72.7%)
※腸管潰瘍にも効果がある? (9例中5例)
※まれに副作用として気圧障害、酸素中毒がある
※問題点 1日2時間 20回以上行う必要あり  再燃の可能性もある

   

潰瘍性大腸炎

現在の状況
 ・海外では北欧に多く、日本では九州・東北に患者が多い
 ・患者数は2004年度で約8万人。有病率10万人あたり62.9人、発症率は10万人あたり1.95人
 ・男女比  1:1.01
 ・家族内発症率 1.82%、兄弟・姉妹間では40.1%、親子間では32%

原因
 ・現在のところ不明。免疫病理学的機序や心理学的要因が考えられている。
  20〜24歳が発症のピーク

主な症状
 1.持続性・反復性の粘液・血便
 2.皮膚や関節、肝臓等に症状が出て、結膜炎や尿路結石ができることも。大腸がんになる可能性あり

潰瘍性大腸炎ができる箇所
 ・直腸16.8%、左側大腸41.4%、大腸全体33.5%
   ※現在潰瘍性大腸炎において注腸検査は病気が悪化するためほとんどやられていないそうです
     この後、軽〜重度までの大腸の状態を写真にて説明しました

治療法
 1.ペンタサ、サラゾピリン
 2.プレドニン、リンデロン、ACTH
 3.イムラム、6-MP、サイクロスポリンA
 4.白血球除去療法(ATM)
    

   

交流会の様子(6月11日)

講演の様子(第3会議室)


パワーポイントを主に説明 黒板を使っての薬の説明 入院患者さんも来ました

  

質問に丁寧に答えて頂きました 特定疾患申請書についての説明

   
 

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