第6回交流会 「私達の病気に関する社会保障について」
   2001年10月21日(日) 長崎大学医学部附属病院 第三会議室にて
1.長崎県のおける潰瘍性大腸炎・クローン病対象の福祉制度について
  ・特定疾患重症患者認定基準・・・重症度判定基準は、身体障害の1・2級程度を目安として策定したもので、
   消化器疾患について独自に具体的な基準を作成することは考えてない。あくまで一般原則により判定する。
   (クローン病における小腸の摘出手術等により継続的な中心静脈栄養法以外に栄養維持が困難な者等が
   考えられる。)
  ・身体障害者手帳・・・小腸機能障害、直腸機能障害の申請基準について
  ※長崎県において、特定疾患の認定日は、長崎県健康政策課に申請用紙を持参した日、又は、郵送の場合
    消印の日付から認められます。

2.障害年金制度について
      長崎県社会保険事務局の方に障害基礎年金についてお話をお聞きしました。
    「受給要件・障害認定・年金額・年金額の改定・支給停止などについて」
    但し、私達のような内部疾患については、はっきりした申請基準がなく一般原則による。(1級・・・日常生活
    を弁ずることが不能。2級・・・日常生活に著しい支障がある。)
    クローン病患者で障害年金の受給を受けている例もあるということでした。
3.エレンタールのムースタイプの説明・試食
   味の素ファルマの方に新商品のムースタイプの説明(作り方)を受け、試食を行いました。
   作り方・・・従来より少し少なめの水に、フレーバーとムースベースとエレンタールを入れてかき混ぜるだけです。
   感想・・・・通常のムースというイメージではなく、ゼリーのねばりが有る状態と思ってください。食感が変わって
         面白いと思いましたが、たくさんの量はちょっと無理かな?是非1度試してください。
4.年会費について
   現在の会の運営は、基本的に会費だけで行っているため、今の年会費1500円では非常に厳しく、来期より
   2000円にさせていただくことに決定しました。また、これまでは加入時期により会費を変えていましたが、一律
   2000円としその間の資料を送付することになりました。調理実習につきましても、前回までは、会費で賄って
   いましたが、次回からは実習費(材料費)を徴収させて頂きます。
    
inserted by FC2 system